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荏原町「お寺のある街の家」

荏原町。下町の雰囲気が残る商店街と駅前にお寺さんがある情緒溢れる街。
今回は居抜きですぐに居酒屋が出来ちゃいそうな物件をご紹介。
東急電鉄大井町線の荏原町駅を降りると改札左手に法蓮寺が見えてくる。この街の歴史と文化をすぐに感じる。
改札を出て荏原町商店街を抜けていく。

商店街には右手にオリジン、左手にお茶屋さん。う〜ん、良いですこういう並び。商店街 of 商店街とでも言いましょうか。
新旧織り混ざった情緒がここにはあります。やはり家では急須でお茶を入れたいですよね。

おっと、忘れてましたがこの荏原町商店街ではないですが、三間通り沿いにはスーパーオオゼキもあるのでご安心を。やはりスーパーが徒歩圏にあるか無いかじゃかなり違いますもんね。

荏原町商店街を少し行くと広い遊歩道と交差します。こちらの遊歩道反対側がリニューアル工事中だったので近々綺麗になるようです。ちなみにこの遊歩道を抜けるのがスーパーオオゼキへの近道です。

先ほどの遊歩道を過ぎてすぐ右手の路地の中に今回の物件があります。右側2軒目の白い外壁の2階建てです。そしてちょっと気になるのがインド料理屋さんと焼き鳥屋さんが一緒な店舗ですね。筆者の独断と偏見ですが、これは当たり店ですね。焼き鳥をインドカレーでディップ出来たらたぶん美味しいです。はい。

今回の物件を正面からどうぞ。まだ前オーナーのお店の看板がついております。横のメニューかサンプルを展示するガラスのショーケース的なのも良い雰囲気です。ちなみに横のトタン屋根部分は隣の店舗になります。1階は2店舗ありまして、そのうちの左側に入り口がある店舗と2階まるまるっとが今回の物件になります。

ドアを開けて入ってみましょう。引き戸を開けてすぐのところに4人がけのテーブルがあります。思っていた以上に店内綺麗で広いです。カウンター席も結構ゆったり。そして人気店だったから、臨時の立ち飲み用(?)のテーブルもあります。カウンター奥にはボトルキープ用にでも使用していたかのような収納スペースもあります。

店内奥の扉は勝手口になります。ゴミスペースなどかなり広めですが、隣店舗との共用スペースとなります。店内奥右手はお手洗いがあります、ドアの開く向き加減で上手く撮れませんでしたが洗面台も広くすごくナイスです。店内カウンター奥左手にあるドアから住宅スペースへ繋がります。

住居スペースの1階の階段踊り場の向こうのドアを開くと脱衣所と洗面所です。脱衣所は結構広めなので豪快に脱げますね。そしてお風呂も広めです。まさに極楽♫

階段を上がって、上から見て左側に収納スペースがあります。こちらが下駄箱になる感じですね。そして階段上左側がキッチンになります。こちらも結構広いです。

いやー、キッチン広くて使いやすそうです。さすがは居酒屋さんの住居スペース抜かりないですね。そして広いキッチンを見渡すとアコーディオンカーテンの向こう側に2階のトイレが！

2階の廊下部分になります。外に物干し竿ありますがこの廊下でも十分干せちゃいそうな感じですね。逆サイドには洗濯機置き場があります。意外にも室内にありました。

2階の奥の部屋から見た感じです。結構広く日本家屋の良いとこ取りな近代住宅です。夏場は襖や窓全開にしてかき氷やスイカを食べたくなっちゃうような間取りです。

住居スペースには収納もたっぷりあるので様々な生活スタイルにフィットしちゃいますね。

今回の物件は、1階が少し前まで営業していた居酒屋さんということで居抜きですぐに営業出来ちゃいそうな感じ。まだまだ店内も綺麗なので本当にこのまま看板だけ変えてすぐに営業して、2階も広いので民泊とかを運営しても良さそうですね。何かとアクセスの良い荏原町駅という立地上、海外からのお客さんも招き入れて1階の居酒屋では異文化交流のスペースとしても良さげですね。店内の壁でアート展なども開催して地域との新たなカルチャーのハブになりそうだなと。こういった商い暮らしが出来る物件を見ていると「いつか自分も！」という気持ちが湧いてくるから面白いですよね。

文／取材、柳町 唯

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