町街さがし(グルメ編)

「ラーメンかた山」

牛込柳町駅南東改札出口からすぐの雰囲気漂いまくりなラーメン屋さん。

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とにかくもうこのお店の面持ちに圧倒されてしまう。個人的な感想だが、あのキタナシュランに認定されているような美味くて汚いお店ともまたひと味違うオーラが漂ってきてる。ちょっと不安になってしまった自分はiPhoneで「牛込柳町 ラーメンかた山」で調べて見た。客のいない店内にいる店主と遠目に目があってしまっているのにもかかわらず目の前でググった。すると結構評判も良い書き込みが見受けられた。そのまま少し読み進めると衝撃の一言が!!

営業時間の欄に「営業時間は昼食時と夕食時とのことで決まった営業時間無し、携帯電話へ来店時間を伝えると開けてくれるそうです。」と、、、これはヤバイ。もしかして今目の前で普通にお店が開いているのは奇跡なのかもしれないと思い自分はすぐさま入店した。

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店内の雰囲気もかなりヤバイ。ボトルキープもたくさんあるし、ほぼスナックのような印象を受ける。そして待てども待てどもお冷は出てこない。なので、お冷やを催促するのも野暮だし結構喉が乾いていたので店主に断りを入れて外の自販機でお茶を購入。この日は季節外れの真夏日の様な青空で喉がカラカラだったので500mlをガブ飲みした。

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そうこうしているうちに600円のラーメンが出てきました。カウンターと厨房の間にもごちゃごちゃっと色々と積まれていたので店主から丼を受け取るスタイルです。緊張しますね受け取るのは。そしてようやく着丼。

お!600円にしては結構ちゃんとしているという第一印象のもとスープから。ふむふむ。やはり600円のラーメンは600円でした。ですが懐かしいというか安心する味でして、背脂も軽く入っていてそこまで大掛かりに味を主張するでもなく無難なイメージ。

とにかくお店の雰囲気は怪しさ満点ですが600円という良心的過ぎる価格設定は嬉しいですね。そしてあの陳列されたボトルキープの数々とカウンター端に置かれた業務用のブラックニッカや炭酸水の量から察っすると、夜は結構ナイスな飲み屋になっているのではないでしょうか?そしてこのラーメンかた山の夜の部でたらふく飲んだ後に、この600円のラーメンなんか食べた日にはかなり最高な呑みからの〆麺になるでしょう。

【店舗情報】
ラーメンかた山
住所/東京都新宿区市谷柳町10 伊藤ビル1F
電話/090-1800-9479・日曜営業
営業時間/[月~日]11:30~19時頃~24時頃。営業時間は昼食時と夕食時とのことで決まった営業時間無し、携帯電話へ来店時間を伝えると開けてくれるそうです。
定休日/無休

 

著_柳町唯
1993年〜1996年AJSA公認プロスケーターとして活動。その後はスケートボード専門誌、ファッション誌、カルチャー誌などで編集/ライターとして活動。2012年には自身のスケートボードキャリアを活かしたブランドSNAKE PORNO通称スネポルを立ち上げる。2019年9月に自身初となる短編青春小説「Big Pants -スケートボード is 素敵-」をHIDDEN CHAMPION発行の元、星雲社より発刊。2020年にはスネポルからブランドをBACANCES ALLINCULSIVEに移行し運営。

小説Big Pants_ http://shop.hidden-champion.net/?pid=145235531
 

2020-12-28 | Posted in 町街さがし(グルメ編)No Comments » 
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