商い暮らしびと

押上 「ガレージ + 暮らし」＃002　Ｉ♥旧車

今回の「商い暮らしびと」は、スカイツリーにほど近い「ガレージの家」にて旧車を愛するHさん。取材に向かう途中、リオ五輪にちなみ、黄色と緑のブラジルカラーでライトアップされたスカイツリーをパシャリ。

元々ガレージに門扉はなかったが、大家さん了承のもと、なんと仲間達のDIYでこのようなシンプルでカッコイイ門扉を完成させたそうだ。これならセキュリティも砂ぼこりからの保護もバッチリだ。以前住んでいた物件では駐車場を別の場所に借りざるを得なく、愛車達と遠距離恋愛をしていたそうだが、今は同棲できたことで、好きなときにすぐに会えてとても嬉しそうなHさん。浮気の心配もないだろう。「商い」をするわけではないが、このような趣味のスペースがある物件を求め、店舗スペース付きの住宅を探していたところ当サイトへ辿り着いたそうだ。

レトロ感がなんともカッコイイ。玄関を入って正面にある7帖ほどの部屋は、壁に掛けられた古時計・旧車のイラスト・明るすぎないオレンジ色の光によって、建物の良いところが存分に引き出されていた。当然、古い建物ということもあり、それなりに不具合もあるそうだが、「旧車いじりで古いモノには慣れてるからヘッチャラ」と明るく話すHさん。愛する旧車達と同棲させてくれるこの物件に対し、とても感謝しているかのように感じた。

2階へ上がると、まずは同居人を紹介してくれるHさん。3番レーンをゆっくり歩くのは亀の徳田さん、寝っぱなしで動かないのはトカゲの松井さんだそうだ。室内に大切に保管された自転車もあり、「趣味+暮らし」を存分に楽しんでいることが伝わってくる。

天井にはミラーボールが！！遊びに来た友人達と楽しくお酒を飲むこともしばしばだとか。「商い暮らし物件」で、遊びゴコロ満載な暮らしを送るHさんであった。取材を終え、最寄駅のひとつでもある錦糸町へ一杯やりに。

ネーミングに惹かれ入店したが、フランス人っぽい人はいなかった。ついつい飲みすぎてしまいグロッキー状態だったが、クリンチすることなく平静を装い明日のジョーさんとパシャリ。